【助産師直伝】陣痛バックと入院バックの違いを解説!おすすめ持ち物と分け方のコツ!

陣痛バック入院バックってどう違うの?何をどちらに入れればいいのか分からない…」

「必要な持ち物を揃えたいけど、リストの作り方おすすめアイテムが知りたい!」

そんな疑問や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

私も初めての出産は自宅で破水をし、そこから3時間で出産という想像していた流れとは大きくかけ離れた出産でした。

私にしては奇跡ですが陣痛バックと出産バックを準備していたので旦那も流れに身を任せながら対応してくれました。

陣痛バックと入院バックの違いを明確に知り準備することで、出産や産後をスムーズに対応することができます。

また、おすすめアイテムや便利アイテムを知っておくと、陣痛時や入院生活を快適に過ごせます!

この記事では、以下のポイントを詳しく解説します

•陣痛バックと入院バックの役割と違い

•必要な持ち物リストとおすすめアイテム

•持ち物を分けるコツや準備の時期

この記事を読んで、陣痛への不安を軽減しましょう!

タップできる目次

陣痛バックと入院バックの違いとは?

違いを知ることで陣痛バックと入院バックの役割目的に応じたものを準備ができるようになります。

陣痛バックの役割:陣痛時に必要なサポートバッグ

出産バック

陣痛バックは、出産直前から陣痛中に必要なアイテムをまとめたバッグのことです。

例えば、母子手帳診察券タオル飲み物軽食など、陣痛中の不安やストレスを軽減するための必需品が含まれます。

このバッグは、緊急時にもすぐに取り出せるようにリュックや小さめのバッグが適しています

陣痛バックの中身とおすすめサイズ

陣痛バックには、緊急時にすぐに持っていけるようコンパクトなサイズを選びましょう。

バッグのサイズはリュック程度が理想で、陣痛中でも出し入れや持ち運びやすさも重視してください。

入院バックの役割:出産後の生活を支える必需品

入院バックは出産後、入院期間中に必要な衣類やケア用品を入れておきます。

出産後は全治2ヶ月の交通事故レベルの負傷かつ、フルマラソンを走った分のエネルギーを使っています。

またすぐに赤ちゃんのお世話も始まるため、入院中に楽で使いやすいグッズを揃えることが重要です。

衣類、スキンケア用品など簡単で時短できるアイテムを準備しましょう。

入院陣痛バックと入院バックを分けるべき理由

ママと赤ちゃんの手

陣痛バックと入院バックを分けることで、出産当日の混乱を避けられます

陣痛バックには当日必要なアイテムだけを入れ、入院バックには産後に必要なものをまとめることで、荷物の整理が簡単になります。

この分け方で必要なものをすぐにバッグから取り出せることができ、慣れない育児ダメージを受けた体を休める時間に当てられます。

陣痛バックの必需品リスト!必要な持ち物を厳選

陣痛バックに何を入れるべきか、現役助産師妊娠中の筆者がリアルな便利グッズをお伝えします。

また、陣痛中のエネルギー補給におすすめな軽食や忘れがちなアイテムについても解説します。

ママ用:陣痛中に役立つ必需品と軽食の選び方

陣痛バック

陣痛バックの中身は、出産までの不安や痛みを和らげるアイテムをメインに入れていきます。

陣痛バックリスト

・保険証

・母子手帳

・診察券

・産院から言われている必要書類

•小銭(自動販売機やタクシー利用に)

・飲み物(麦茶やスポーツドリンクなど糖分の入ったものを、トータル最低3本)

・ペットボトルストローキャップ

・ヘアゴム

・食べやすい軽食(チョコレート、ゼリー飲料、おにぎり) 

・スマホ充電器、スマホスタンド

・コンタクトの方はメガネやコンタクト用品

・マスク

・前開きの丈が長いパジャマ1枚(分娩着は産院からレンタルがあります)

・お守り

・破水セット(ショーツ、ズボン、夜用ナプキン1〜2枚、バスタオル、ペット用シーツ)

特に破水セットはどこで破水が起きてもいいように備えておきましょう!

忘れがちなアイテムをチェック!陣痛バックの完全リスト

おむつ

陣痛バックには、意外と時期によって助かるアイテムなどもあるので状況に合わせて準備しましょう。

あると便利なアイテム

リップクリーム

•もこもこ靴下(冷え対策に役立つ)

•鏡

•イヤホン(陣痛室が大部屋の時に自分のことに集中できる)

•携帯扇風機

•リラックスできるアイテム(ぬいぐるみ、アロマオイル、安心できる音楽等)

•化粧落としシート

・バースプランでやりたいものグッズ

(陣痛中に赤富士を書く、一眼レフで写真撮る、Just bornの写真フレーム等)

基本的には陣痛中に必要なものは病院に準備されています。

陣痛バックには陣痛を乗り越えるために便利でママがリラックスできるアイテムを揃えることが大切です。

37週を過ぎて出歩くことがあれば、車に入れておいたり、すぐに持ち出せるところに置いておきましょう。

陣痛・破水が起きて1人で産院に行く際もこれだけ持っていけばOKです!

入院バックは後から家族に持ってきてもらいましょう!

入院バックに入れるべきおすすめアイテム一覧

入院バック準備

入院中はママがいかに楽をして過ごすかがとっても重要です。

退院したら24時間365日の大変な育児が待っています。

入院中に寝られるだけ寝た方が回復が早いので、時短できるアイテムがおすすめです!

入院中のママに必要なアイテム

出産後の入院生活では、リラックスできる衣類や衛生用品が欠かせません。

入院バックリスト

•前開きの丈が長めのパジャマ:入院日数に応じた枚数が必要、授乳もしやすいものがおすすめ

•産褥ショーツ:毎日助産師が悪露の量や傷をチェック(産院の入院日数に応じて)

•授乳ブラや下着類

•洗顔用品とスキンケアグッズ:産後の乾燥はやばいです。化粧水や乳液で肌の保湿を忘れずに。

•マスクとハンドクリーム:入院中の乾燥対策に役立つ

・乳頭保湿クリーム:薬局のベビーコーナーに売っています。

・母乳パット:完全ミルク希望の方はなくてもOK(産院で売っていること多い

・夜用生理用ナプキン1パック:入院時に大量にもらえる(足りない分は産院で売っていることが多い)

・骨盤ベルト:トコちゃんベルトがおすすめ

・着圧ソックス:妊娠中に溜め込んだものが全部出るのでほぼ全員むくみます

・ホットアイマスク

・筆記用具

・延長コード

これらは入院生活を快適にし、体を労わるために必要なアイテムです。

荷物を減らしたい場合は、使い捨てのアイテムを選ぶのも良い方法です。

赤ちゃん用の持ち物リスト:退院時に必要な準備品

赤ちゃんの持ち物

赤ちゃん用のアイテムも忘れずに準備しましょう。

赤ちゃんアイテム

・ガーゼハンカチ:10枚くらい

•おくるみ:退院時の防寒対策として必須です

•退院時の洋服と肌着

退院時の赤ちゃんの体温調節ができるよう、季節に合った衣類を準備することも大切です。

また、病院で提供されるアイテムがあるか事前に確認しておくと準備するものが明確になるのでオススメです。

基本的にはオムツなどは病院にあるので不要になります。

※車を使う方はチャイルドシートも産休に入ったら余裕を持って車にセッティングしておきましょう!

荷物をコンパクトにする収納術

赤ちゃんミルク

入院バックは、できるだけ荷物をコンパクトにすることが重要です。以下のポイントを参考にしてください:

1.小分け用ポーチを活用:用途別にアイテムを分けると取り出しやすくなります。

2.必要最低限に絞る:病院で提供されるものを確認し、不必要なものを省きましょう。

3.圧縮バッグを利用:衣類を小さくまとめられる便利アイテムです。

これらの工夫により、持ち物を整理整頓し、入院生活を快適に過ごせるようになります。

陣痛バックと入院バックの準備のコツと時期は?

こ陣痛バックと入院バックを効率的に分けると入院中楽に過ごせます

また、バッグ選びのポイントについても解説しましょう。

バッグを分ける3つのメリット

バックを分けるコツ

陣痛バックと入院バックを分けることで、持ち物の整理が簡単になり、出産当日に必要なアイテムをスムーズに取り出せます。

メリット

1.緊急時の対応が迅速:陣痛中に必要なものだけがまとめられ、焦らず病院に行くことができる。

2.入院中の荷物管理が楽に:産後に必要なものが一つのバッグにまとまっていることで、整理が簡単

3.家族やパートナーも管理が楽に:分けることで、どのバッグに何が入っているか互いに分かりやすい

バッグを分ける際は、陣痛バックには緊急性が高いものを、入院バックには快適さを重視したものを入れるようにしましょう。

リュック派?トート派?おすすめのバッグタイプ

陣痛バックには、すぐに取り出せるリュック小型バッグがおすすめです。一方で、入院バックは収納力のあるトートバッグキャリーバッグが適しています。

バッグ選びのポイント

陣痛バック:軽量で肩にかけやすいリュックやボストンバッグ。

入院バック:整理しやすく、大容量のキャリーバッグやトートバッグ。

選ぶ際には、バッグの中にポケット仕切りがあるかを確認すると、持ち物を整理しやすくなります。

準備を始めるタイミング:陣痛バックはいつから準備するべき?

出産バックはいつから準備

陣痛バックや入院バックの準備は、妊娠後期の妊娠30週頃から始めるのが理想的です。

しかし、切迫早産と言われていたり、帝王切開予定など入院が早い可能性がある方は28週くらいを目処に準備を始めましょう。

この時期は体調が安定している場合が多く出産までの余裕を持って準備できます。

また、必要なアイテムのリストを早めに作成しておくことで、購入忘れ準備漏れを防げます。

陣痛バック・入院バック準備のよくある質問【Q&A】

質問コーナー

陣痛・入院バッグについてよくある質問を解説します。

陣痛バックと入院バックは一緒にまとめても大丈夫ですか?

陣痛バックと入院バックは分けることをおすすめします。

一緒にまとめてしまうと、陣痛中は、特に痛すぎてカバンの中を探せないなど、必要な時に使えない可能性があります。

分けることで、家族やパートナーが代わりにバッグを管理する場合でも分かりやすくなります。

準備しすぎるのが心配です。どのように優先順位をつければいいですか?

リストを作成する際は、以下の優先順位で考えると効率的です

また、事前に病院で提供される物品リストを確認することで、無駄な準備を防げます。

1.緊急性が高いもの(母子手帳、診察券、保険証)

2.快適さを保つもの(タオル、飲み物、軽食)

3.便利さを補うもの(リップクリーム、携帯充電器)

「産院ではどんなアイテムが準備されているの?」

産院では以下のものが準備されていることが多いです。両親学級や母親学級に参加するとより安心感が得られます

分からない場合は妊婦健診で聞いてみましょう!

病院にあるのものリスト

陣痛中の服:陣痛中はかなり汗をかき、出血もついてしまうことが多いので、基本無料でレンタルがあり

入院したら「これに着替えてね」と渡されます(陣痛の日数分レンタル)

産褥ショーツ2枚

産後直後ショーツと防水シーツとナプキンがセットになったも

ナプキン:S20枚、M20枚、L10枚。Mが夜用くらいのサイズです。

歯磨きセット、コップ、歯磨き粉

臍の緒の箱

新生児用オムツ2パック

おしり拭き2パック

粉ミルク1缶

赤ちゃんの保湿剤

ボディーソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー(準備してあることがほとんど)

準備をして少しでも快適な出産を

出産はとても大変です。

私も初めての出産の時は流れも分からず、先生の指示に従うことしかできず、不安と緊張でおかしくなりそうでした。

少しでも事前に準備をしておくだけでも、出産や産後の生活に余裕や落ち着きを感じることができるので、無理のない範囲で準備しておきましょう。

そしてパパや周りの方はできるサポートを全力でしてあげてください。

何をしたかではありません。どれだけママのことを思って行動できたかが大切です。

ママもパパも自分にできることを全力で、出産という言葉で表現しにくい貴重で不思議な体験を乗り越えましょう!

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この記事を書いた人

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