赤ちゃんをお風呂に入れようと思った時やお風呂の最中に大泣きされると慌ててしまいどっと疲れますよね。
どうしたら泣き止んでくれるのか、お風呂を好きになってくれるのかその方法を押さえておくと赤ちゃんとのお風呂が素敵な思い出に変わります。
今回は赤ちゃんがお風呂でなく理由からその予防と対策まで徹底解説します。
本記事を通して赤ちゃんとのお風呂時間がいい思い出になったという方が少しでも増えると嬉しいです。
それではいってみましょう🛀
赤ちゃんがお風呂で泣く理由は?
赤ちゃんはお風呂に入る目的もどういう場所なのかも理解できていません。そんな状態で急に裸にされ、大きな水の音がする密閉空間に入ると恐怖心や不安に思うことは当然です。
そんな恐怖心や不安から泣くという行動につながっている可能性は非常に大きいでしょう。
赤ちゃんの気持ちになって何が嫌なのかを想像してみると泣いている理由が明確になってくるかもしれません。
・服を脱がされ何をされるか分からない
・シャワーの大きな音や響き渡る声が怖い
・水温が適しておらず不快
・お風呂の気分ではない(眠い、お腹が空いている、痛いところがある)
・お風呂が嫌い(トラウマなど)
お風呂嫌いにさせないための予防対策は?
お風呂嫌いにさせない、つまりお風呂に入りたいと思わせることができれば毎日のお風呂時間がとても楽しく負担も軽くなります。
逆にお風呂が嫌いになってしまうと、毎日へとへとになり辛いという感情の方が大きくなってしまいます。
無理のない範囲でお風呂嫌いにならないための予防対策をしておくことをオススメします!
安心できる環境を整えてあげる
赤ちゃんはお風呂に入る目的を理解できないので、安心できる場所だと感じて貰えるように環境を整えてあげることがとても大切です。
そして可能な限り不快に感じる要素を排除してあげるとよりお風呂嫌いになってしまう可能性を抑えることができます。
全てが当てはまるわけではないので、子供の特徴を理解して効果的な方法を見つけてあげましょう。
・シャワーやお風呂の温度は38~39度(病院で推奨されていた温度)
・シャワーの音や水圧を子供に合わせる
・入浴前後の温度差を少なくする(浴室や脱衣所を温めておく)
・明るく落ち着いた声で話しかける
・好きなキャラクターのグッズなどを用意する
お風呂は楽しい場所だと認識させる
日常生活においてお風呂は唯一、子供と親が裸で触れ合える空間です。
お風呂でしかできない触れ合いや遊びを体験すると赤ちゃんもお風呂は「特別な場所なんだな」と感じてくれるかもしれません。
そして何よりママやパパが一番楽しむことが大切です。
子供と一緒にお風呂に入れる期間は本当に貴重であっという間に過ぎてしまいます。
ママやパパも子供とのお風呂時間を最高の思い出にできるよう笑顔で楽しくお風呂に入りましょう!
\\子供がお風呂を好きになる//
赤ちゃんに嫌な思いをさせない
特に「痛い」「苦しい」「怖い」といった思いをするとトラウマになってしまいお風呂嫌いへと繋がります。
転倒や滑り防止や赤ちゃん用の低刺激シャンプー(目に染みにくい)を使用するなど、なるべく嫌な思いやイメージが残らないように注意しましょう。
\\低刺激・全身シャンプー//
お風呂嫌いになってしまった時の克服方法は?
お風呂嫌いになってしまったらすぐ克服することは難しいです。
ですが、ずっとお風呂嫌いな子は少ないと言われていますので、毎日少しずつ赤ちゃんと向き合っていけば克服できる可能性が高くなると思います。
毎回泣かれると不安な気持ちやお風呂に入れるのが怖いという気持ちが強くなってしまいますが、「いつか克服できるよね」くらいの気持ちでいれば心や体の負担が少し軽くなるかもしれません。
何かをするときは声をかける
子供は話せなくても意外と言葉を理解しています。
「シャワー出すよ」「お湯をかけるよ」「体を洗うよ」など何かをする時は声をかけると子供もその行動に備えることができます。
小さなことかもしれませんが声をかけることで徐々にお風呂での流れを覚え、感覚的、精神的にもお風呂に慣れていきます。
そして水をかけても泣かなかった時やお風呂で子供が自ら遊んだり興味を持ったものがあったりしたら積極的に褒めてあげましょう!
小さな体験の積み重ねが子供にとっては大きくて貴重な経験になります。
シャンプーハットなどで対策
子供は顔に水がかかることを恐怖や不快に感じやすいです。
帽子をかぶることに慣れていればシャンプーハットを利用して顔にかかる水の量を減らしてあげると泣いたり嫌がりにくくなります。
ただ、頭に何かが乗っている事に興味を持ったり、帽子に慣れていない時期の子供はシャンプーハットをつけていることが難しいので注意しましょう。
キャラクターや王冠やティアラのシャンプーハットもありますので子供の好みに合わせて選んであげるとより効果的ではないでしょうか。
\\子供の顔に水がかかりにくい//
シャワーではなくお風呂に浸かって
シャワーの音や水圧が理由でお風呂に対して嫌なイメージを持ってしまう子もいます。
大人も強い水圧のシャワーを同じ場所に当て続けると苦しさを感じることがあるように、子供もその感覚を受けている可能性があります。
大人とは感覚が違いますのでシャワーの音の大きさや水圧の強さ、シャワーを当てる時間の長さなどは子供の表情を見ながら調整してあげましょう。
調整しても嫌がる場合は湯船に浸かりながら、シャワーではなく水をかけて洗う方法も試してみましょう。
水のポチャポチャ音が好きな子供は多いので試す価値ありです!
優しい声をかけながら楽しむことが一番
そして1番大切なことはママやパパとお風呂に入ると安心で楽しいと思って貰えるようになることです。
子供にとってはママやパパの優しい声と肌が触れ合うぬくもりはとても心が落ち着く要素です。
「泣きそうだな」と不安になったり、泣き出すと慌ててしまうことはとても分かりますが、ママやパパも落ち着いて笑顔で優しく声をかけてあげること。そして可能な限り触れてあげることを意識してみましょう!
「嫌なことがあれば泣く」これも立派な成長の証です。
子供の成長を優しく見守っていきましょう。
最後に
今回は赤ちゃんがお風呂でなく理由からその予防と対策をまとめてみました。
一番は赤ちゃんの気持ちになって考え、表情や反応を見てあげることが大切です。
そして優しく声をかけてたくさん触れてあげることで赤ちゃんは安心を感じます。
すぐ改善されることばかりではないですが、少しずつ、確実に良い方向へ向かっていけることを願っています。
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