赤ちゃんが離乳食を食べない理由とは?対策と押さえておくべきポイントを徹底解説!

赤ちゃんが離乳食を食べてくれないと「栄養が取れない」「お腹が空いてしまのではないか」などとても不安になりますよね。

でも安心してください!1日食べないなんてことはよくあります!(中には3日間食べない子もいます)

まずは慌てず、赤ちゃんのことを観察・理解して自分にできる対策をしていきましょう!

そこで今回はそれぞれの時期で離乳食を食べないと思われる理由と対策をまとめてみました。

キーワード:赤ちゃんの気持ちを考える

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赤ちゃんが離乳食を食べない理由と対策〈全期間共通〉

食べる気分ではない(眠い、体調が悪い)・気が散っている

大人も嫌なことは赤ちゃんも嫌なのは当然です。

眠い時や体調が悪く食欲がない時は赤ちゃんも口を開けなかったり、泣いて暴れたりします。それは赤ちゃんからのひとつのサインですので無理に食べさせるのではなく見逃さないように注意しましょう。

また、赤ちゃんがご飯を食べている時にテレビがついていたり、家族が他のことをしていると気が散ってしまい、ご飯とは別のところに興味が移ってしまいます。

〈対策〉

赤ちゃんがご飯だけに集中できる環境を可能な限り整えてあげるよう心がけましょう。

また、体調が悪いときはミルクですら嫌がる可能性があります。その時は無理にあげるのではなく赤ちゃんが飲めるタイミングで少しずつあげるようにしましょう。

食べるものの硬さが合っていない

特に初期から中期、中期から後期など時期の変わり目で食べなくなることが多い傾向にあり、

そのひとつの要因として口腔機能の発達があげられます。

発達の時期が離乳食移行の時期と重なり、今まで食べていた硬さやとろとろ具合を嫌がることも。

〈対策〉

各時期の適切な硬さと子供の口腔機能の発達具合を確認しながら離乳食の硬さやとろとろ具合の調整をしましょう。

子供の成長には個人差がありますので事前の情報も大切ですが、子供の表情や行動から汲み取ってあげるのも重要だと思います。

お腹が空いていない

そもそもお腹が空いていなければ離乳食を食べたいとは思ってくれません。

赤ちゃんが嫌がっているときの表情やその日のスケジュールなどでもしかしたらお腹が空いていないのかなと思ったら無理に食べさせないようにしましょう。

〈対策〉

離乳食をあげる(あげたい)タイミングでお腹が空くような食事のリズムを作ったり、ミルクを授乳する時に一緒にあげると食べるようになることがあります。

お腹が空くような食事リズムの作り方は個人差がありますが、赤ちゃんのお腹が空くタイミングに合わせるか、食べなくても同じ時間にあげるようにして赤ちゃんの受け入れる力を養うかのどちらかがいいかと思います。

赤ちゃんが離乳食を食べない理由と対策〈離乳食初期5~6ヶ月〉

離乳食を食べる発達段階ではない(慣れていない)

離乳食を始める時期は生後5ヶ月~6ヶ月ごろからとされています。

赤ちゃんにとっては生まれて初めてミルク以外のものを口にする食事のためそもそも食べるということに慣れていません。

5ヶ月過ぎたからとママやパパは早く食べさせたくなってしまいあげてみると食べてくれないなんてことはよくありますので心配しなくて大丈夫です。

離乳食を始める時におすすめのチェック項目

・生後5ヶ月を過ぎている

・首がしっかりとすわっていて寝返りがうてる

・一人で5秒以上のお座りができる

・口の中にスプーンを入れても舌で押し返すことが少ない

など

〈対策〉

成長には個人差がありますので、離乳食の開始時期や進捗速度などは検診時などに医師と相談しながら決めましょう。

また、最初は様子を見ながら少量ずつ与え、慣れていくための期間として焦らず、笑顔で子供の成長を見守ってあげましょう。

舌触りや味を嫌がっている

離乳食はミルクとは味も舌触りも喉ごしも違います。

離乳食を始めた頃は「舌触りや喉ごしがざらざら」「ミルクみたいに甘くない」といった理由で食べてくれない時があります。

〈対策〉

裏ごしやブレンダーで舌触りをなめらかにしたり、ミルクを少量混ぜたりとなるべく慣れている舌触りや味に近づけてあげましょう。

押し出し反射で吐き出してしまっている

押し出し反射

赤ちゃんが吸えないものが口の中に入ってきた時に反射的に口の外に押し出そうとする働き

押し出し反射が残っていると、スプーンでうまく食べることができず離乳食を吐き出してしまうことがあります。

〈対策〉

スプーンを赤ちゃんの口の中に入れ過ぎず、下唇に軽く乗せパクッと口を閉じたらスッとスプーンを抜くようにあげる方法がオススメです。

押し出し反射は生後5~7ヶ月ごろでなくなると言われていますのでこの反射が消えるまで待ちましょう。

赤ちゃんが離乳食を食べない理由と対策〈離乳食中期7~8ヶ月〉

好き嫌いが出てきた

ミルク以外のものを口にできるようになってきてさまざまな味を理解してきます。

個人差はありますが特に甘味、苦味、酸味には強く反応することが多くなることがあります。

〈対策〉

甘味が感じやすい食材を使ったり、苦味や酸味を抑えるような調理方法を試してみるのもいいかもしれません。

パンケーキやさつまいもなどは甘味が強いので、他の野菜を練り込んだり、混ぜ込んであげてみると

意外と喜んでパクパク食べてくれるかもくれません。

みんなと一緒に食べたい

保育園や幼稚園に通っている子は一人で食べるのを嫌がる子がいます。

家庭で離乳食をあげるときは子供に先に食べさせてから大人が食べるという流れが多いのではないでしょうか。

離乳食をあげたときは嫌がって食べなかったのに、大人たちがご飯を食べ始めると口をパクパクしたりもぐもぐしてることもよくあります。

〈対策〉

パパやママの真似をしたり、みんなと同じ空間でご飯を食べたいと感じている赤ちゃんもいます。

自分たちが食べながら子供に食べさせるのはとても大変ですが、ご飯を食べることが楽しいと思ってもらえるよう工夫すことは大切です。

赤ちゃんが離乳食を食べない理由と対策〈離乳食後期9~11ヶ月〉

手掴みたべがしたいけどそれをさせてもらえない

9~11ヶ月ごろは手掴み食べを覚え、したがる時期になります。

赤ちゃんは食べ物を手掴みでとって自分で食べたいと思っていても、ママやパパがそれに気が付かず今まで通りアーンしてあげようとするとイヤイヤして食べてくれないかもしれません。

〈対策〉

手掴み食べをしたがる時期なので、手にとって食べやすい形や食べ物であれば食べてくれることがよくあります。

スティック上の野菜やパン、小判状や一口サイズのパンケーキなど子供が楽しみながら食べられるもので試してみましょう。

離乳食に飽きている

離乳食中期から同じものや似たような味付けのご飯では飽きてしまいます。

また、味だけではなくご飯を食べるということに飽きている可能性もあります。

〈対策〉

飽きないようにバリエーションを増やすことは大変ですが、色々なものを食べさせてみましょう。

全て手作りというのは負担が大きいと思いますので、市販の離乳食などに頼ってみるのもいいと思います。

また、ご飯とおかずを混ぜてあげたり、別々であげたり、食器を変えてみたり、味とは関係のない変化も子供にとっては嬉しいことかもしれません。

食事は楽しい空間という認識を持ってもらえるように工夫してみましょう。

もしバリエーションに困っている方は離乳食宅配サービス【ファーストスプーン】使ってみるのもオススメです!

食べたときの嫌な思い出がある

大人でも、体調を崩したときの直前に食べていたものが食べれなくなったという経験があるのではないでしょうか。

赤ちゃんも嘔吐や発熱した時など辛い経験をしたときに食べたものや、嗅いだ匂いなどトラウマ的な嫌悪感を抱いている可能性があります。

〈対策〉

ママやパパの中で思い当たる節があれば無理にあげることはせず、時期を改めたり別の食べ物で代替えするようにしましょう。

無理に食べさせると吐き戻してしまったり、一生食べなくなってしまう可能性もありますので細心の注意が必要です。

離乳食を食べないときの押さえておくポイント

母乳やミルクが飲めて体重が毎月増えている

離乳食を食べなくても母乳やミルクが飲めて体重が増えていれば基本的には問題ないです。

離乳食の進行に伴って、母乳やミルクの飲む量は減りますがその時期や量には個人差がありますので

子供の状況によって離乳食とミルクのバランスを調整していきましょう。

定期的に体重を測り月単位で体重が増えていない場合は定期検診などで医師に相談しましょう。

食べないときは無理はせず諦めも肝心

離乳食を食べないときは子供なりに何らか理由があります。

無理やり食べさせてしまうと、食べることを嫌いになったり、よく噛まず飲み込んでしまい喉に詰まらせてしまう可能性もありますので極力控えましょう。

1回の食事時間の目安は30分程度と言われていますが、食べないのであれば諦めて早めに切り上げて、子供と遊ぶ時間に当ててもいいかもしれません。

少しずつ子供を理解し、1回の食事という認識ではなく大人になるまでを見据えた長期間の食事の時間と捉えて向き合ってみると気持ちが軽くなると思います。

最後に

今回は離乳食を食べない理由についてまとめてみました。

離乳食を食べてくれないと不安や心配になると思いますが、焦らずまずは子供の気持ちを理解してあげましょう。

子育ては大人の思い通りになることはほぼありません。

大人の想像を超えてくる子供の発想や行動を楽しみながら、離乳食の時間とも向き合ってみると素敵な時間になるのではないでしょうか。

いつかは離乳食を食べてくれなかったことも思い出話になっているといいですね。

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